2007年11月22日 (木)

『Breath Less』DVD発売です!

 みなさま、すっかりご無沙汰してしまいました。
 すみません。怠けグセがついてしまって。

 お変わりありませんんか?
 ぼくは、辛うじて、生きております。

『Breath Less』のDVD発売が決まりました。
 多くの方々より、いつになったら出すのだとお叱りや励ましをいただきました。
 ようやく……、ホント、ようやくです。

   発売日:  2008年1月25日
   個人向けDVD:  \3,990(税込み)
   発売元:  GPミュージアム
   TSUTAYA、HMV、Tower Recordなど
   CD・DVDショップで予約注文受付中

 ほかにレンタル用のDVDとVHSビデオが同時発売されます。
 VHSはレンタル専用ですが個人での購入も可能とのことです。

Breathless_jkt02_4 先日、久しぶりに筒井クンと会って、DVDに付録する特典映像を作りました。
 こちらもぜひおたのしみに!

 以上、取り急ぎご報告します。
 来月より再び、こまめに更新できるようにしようと思っています。

 みなさん、風邪には気をつけましょうね。   

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2006年11月24日 (金)

大阪上映、終わりました。

 いま20時50分をすぎました。
 大阪上映、終了です。
 早かったねえ、1週間。あっという間でした。
 ご覧いただいたすべての方にお礼が言いたいです。
 ありがとうございました!

 つぎの上映地は、いまのところ未定です。
 決定次第、ご報告します。
 つぎの作品も、早く撮りたいです。
 決定次第、ご報告します。

  わが行くは山の窪なるひとつ路冬日ひかりて氷りたる路  牧水

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2006年11月20日 (月)

大阪上映中であります!

 18日と19日、大阪へ行ってきました。
 初めての街なのに、なんだか懐かしい気がしました。
 それは、『Breath Less』を応援してくださる方々にたくさんお会いできたからに違いありません。
 以前このブログで紹介した、第七藝術劇場に『Breath Less』を上映するようリクエストしてくださったH.K.さんはご夫婦でいらしていただきました。
 エンタゲットで脚本を落札してくださったsoramame*さんは京都からお友だち連れでいらしてくださいました。
 わざわざ東京へ観に来てくださったshironさんもいらしてくださいました。もう5回観たとのことでした。
 やっちゃんさんには昼間、門真市で『わらびのこう』をご覧いただき、その後移動して『Breath Less』を観ていただきました。
 ほかにも、まだ言葉は交わしていないけれど、このブログを見ていただいている方々がきっと大勢いらしてくださっていると思います。
 みなさまに心より御礼申しあげます!

 ぼくは昨夜帰京しましたが、伊藤プロデューサーは今日まで大阪に残っていて、さっきの電話によると、今夜はまたお客さんが増えているそうです。
 しかも今夜は、8割強が男性とのこと。うっれしいなあ。
 いえいえ、女性に観て欲しくないということではありませんよ。

 映画を観ることは、ひとつの体験でもあります。
 いま、日々、『Breath Less』を体験してくださった方が増えている。
 そう思うと、ワクワクします。

◎チラシ情報です。
 観る前にチラシを手にしたいと思われる方がいらっしゃると思います。
 ぼくもそうです。
 京都にお住まいの方、六曜社珈琲店(河原町三条)にチラシが置いてあります。
 これ、soramame*さんが配ってくださったものです。
 勿論、このブログの左サイトをクリックしてもご覧いただけます。

 みなさま、ぜひぜひ十三へ、第七藝術劇場へ、足をお運びください!

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2006年11月18日 (土)

いざ大阪

 とうとう、ついに11月18日がやってきました。
 大阪・第七藝術劇場 の上映開始です。
 上映時間は、毎夜18時50分~20時50分です。
 1日1回のみの上映ですので、どうかお間違えなきようお願いします。

 これから荷物をまとめて、といっても1泊だからたいしたことないけど、一眠りして、お昼近くの新幹線に乗ります。
 いざ、大阪! であります。
 ムム、興奮して眠れそうにないぞ。
 寝坊して新幹線に遅れたらどうしよう。
 心配して、さらに眠れなくなったりして……。

 アランは言っている。
「眠れないことを心配する人は、眠るに適した状態にはないし、胃の心配をする人は、消化に適した状態にはない。したがって、病気のまねをするよりは、健康のまねをすべきであろう」
 もうひとつ──。
「最大の不幸とは、物事を悪く考えることではないかと思った。(中略)人が想像する不幸はいつも実際よりも誇張されているものだ」
 以上、アラン著『幸福論』(白井健三郎訳)よりでありました。

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2006年11月13日 (月)

ありがとう!

 昭和女子大学・秋桜祭の上映会、無事に終了しました。
 ご覧くださった方々、ありがとうございました。
 主催のとびをさん、ありがとう!
 お手伝いくださった方々、ありがとう!

 意見交換会もすごく楽しかったです。
 皆様のご意見、ご感想が心に沁みました。
 50分間があっという間にすぎてしまいました。

 もっと話したくて、三軒茶屋の居酒屋へ移動しました。
 お開きにして店を出たときは9時になろうとしていました。実に4時間以上、語り合っていたのでした。

 みんなみんな楽しかった。
 みんなみんなありがとう!

 さあ今度は、大阪・第七藝術劇場だ。

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2006年11月11日 (土)

昭和女子大学・秋桜祭(其の参)

 今日は昭和女子大学へ行って、プロジェクターのセッティングと打ち合わせをやった。
 会場(80年館6階オーロラホール)は客席が階段状になっていて、清潔で、とてもいい。若干音の響きすぎるのが気になるといえば気になるが、まあ、映画館じゃないんだから、許容範囲内だろう。
 とにかく楽しい上映会にしたい。
 上映のあとに、観客の方々と意見を交換できる時間が、50分間、設けられている。
 やらせのタウンミーティングとは違って、思うがままに語り合いたい。楽しみだ。
 映画は、観た人はどんな感想を持ってもいいのだ。スクリーンに映っているのは一瞬の幻みたいな光の連なり。肝腎なものは観た人一人ひとりの心の中で生きているのだから。
 だから、こんな意見を言ったらまずいんじゃないかとか余計な気は遣わずに、大いに語り合いましょう!

  我等は、
   君、
  決して無意義には生きて居ない。
     ──若山牧水『死か芸術か』より

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2006年11月 2日 (木)

昭和女子大学・秋桜祭(其の弐)

 ハガキで応募くださったみなさま、ありがとうございました。
 とびをさんからいただいたコメントによると、どなたもご希望どおりの回をご覧いただけるそうです。よかった。
 しかし、まだ空席があるそうです。
 当日券(\1,000)を発売します。
 ぜひぜひお越しください。
 そして上映後の意見交換会も覗いてみてください。
 分室・立ち話屋Breathlessで持ち上がった論点のいくつかについても、時間が許せば、お話ししたいと考えています。
 お会いできるのを楽しみにしています。

11月12日 日曜日 昭和女子大学・秋桜祭
              (東急田園都市線三軒茶屋駅下車)
・上映会場
  80年館 6階 オーロラホール

・上映スケジュール
  10:00 受付開始
  10:30 1回目 上映
  12:30 上映終了(入れ替え)/受付開始
  13:00 2回目 上映
  15:00 上映終了(入れ替え)
  15:10 意見交換会
  16:00 終了

・チケット料金
  当日券 \1,000.(パンフレットは付いていません)
  前売り(ハガキ応募)は終了しました。

 人生は一箱のマッチに似ている。重大に扱うのは莫迦々々しい。重大に扱わなければ危険である。
 又
 人生は落丁の多い書物に似ている。一部を成すとは称し難い。しかし兎に角一部を成している。
                         ──芥川龍之介『侏儒の言葉』

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2006年10月16日 (月)

舞台挨拶

 舞台挨拶をします。
 第七藝術劇場の初日(11月18日)です。
 大阪はこれまでほとんど縁がなかった街なので、ぼくにとってはワンダーランドです。
 ワクワクします。

 折良く、19日は門真市民文化会館で『わらびのこう』を上映します。
 市原悦子さんがトークショーをやるそうなので、行ってみようと思います。

 11月が待ちどおしいです。

『わらびのこう』 http://www.genfukei.or.jp/warabi/

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2006年10月13日 (金)

サイトをUP!

 とびをさんよりのお知らせです。
 昭和女子大での上映会のサイトがUPされました。

 昭和女子大学・秋桜祭の上映会

「いっぱい、宣伝してください!!!」
 ──
とびをさんからのメッセージです。

 プリントアウトして、お友だちにも見せてあげてください。
 みなさま、ぜひぜひよろしくお願いします!

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2006年10月10日 (火)

昭和女子大学・秋桜祭

 先日お知らせした「とびをさんの予告編」が正式決定となりました。
 分室に書き込んでいただいたとびをさんのコメントをそのまま転載します。

 …………

11月12日(日) 昭和女子大学・秋桜祭において
「Breath Less」の上映会を行います。詳細は以下の通りです。

---

11月12日 日曜日 昭和女子大学
(昭和女子大学/東急田園都市線三軒茶屋駅)

○上映会場
 80年館 6階 オーロラホール

○上映スケジュール
 10:00 受付開始
 10:30 1回目 上映
 12:30 上映終了(入れ替え)/受付開始
 13:00 2回目 上映
 15:00 上映終了(入れ替え)
 15:10 意見交換会
 16:00 終了

○チケット料金
 パンフレット付きで1,000円

○チケット販売について
 下記の要領で往復ハガキで申込をして下さい。
--
◎往信ハガキ
 【表面】
 〒154-8533
  世田谷区太子堂1-7 昭和女子大学 日本語日本文学科
   秋桜祭有志 「団体ひとり」宛
 【裏面】
 観覧希望回(1回目・2回目)
 観覧者数(  )席  ※1通につき2席まで
 氏名
 住所
 連絡先(メールアドレス)
◎返信ハガキ
 【表面】
 ご自分の住所・氏名
 【裏面】
 何も記入しないで下さい。

(注)
・申込締切:10月31日(火)必着
 返信ハガキは11月2日発送を予定しています。
・ハガキ1枚につき2席まで受付けます。
・電話でのお問い合わせは一切、お受けできません。
 メール:tobiwo21@hotmail.co.jpにてお願いします。
・当日、上映10分までに受付終了されない場合は、キャンセルと
 みなします。
・受付は1回目10:00~ 2回目12:30~ 行います。
 返送されたハガキとチケット代金をご持参下さい。
・意見交換会は1回目、2回目のいずれを観賞しても半券にて
 参加できます。
 (但し、意見交換会のみの参加はできません)
・申込多数の場合は抽選となります。予めご了承下さい。
・ハガキに記載された氏名、住所、連絡先等は上映会以外のこと
 には一切、使用致しません。

※お一人様につき申込は一通のみとして下さい。
 事務処理の省力化と無駄のないチケット頒布に、ご協力願い
 ます。

 …………

 とびをさんのコメントは以上です。
 当日はぼくも参加します。というか、お手伝いします。
「モギリをやれ」といわれているので楽しみです。
 なにせ、学生時代のアルバイト以来ですから。

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2006年10月 7日 (土)

大阪・第七藝術劇場の上映時刻

 大阪・第七藝術劇場での上映スケジュールについて再度お知らせします。
 HPによりますと、先日お知らせした上映時刻が変わっています。

 11月18日~24日 上映時刻18時50分~20時50分(1日1回上映)です。

 急遽変更になる場合があります。ご来場の前にご確認ください。
 よろしくお願いします!

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2006年10月 6日 (金)

とびをさんの予告編

 とびをさんから『Breath Less』を学園祭で上映したいと連絡をいただいたのは、ポレポレ東中野で上映中の5月でした。
 なにかをやろうとすると必ず障壁が生じるのが人生で、しかしとびをさんはそれを乗り越えて、いまは実現のほんの一歩手前というところです。
 だから、きょうは予告編です。まだ未定の部分もあります。
 本決まりを楽しみに待ちたいと思います。
 もちろん、当日は、ぼくも参加します。

 以下、とびをさんよりのコメントです。
 分室への書き込みをそのまま転載させていただきます。
 …………

(フライングですが…)

学園祭での「Bleath Less」上映会、実現します。
学外の方もご来場頂けることに(ほぼ)決定です。近日中に大学
側から正式なO.K.が出ると、実行委員が言ってましたので…。

上映会場は視聴覚ホール、11月11日・12日の2日上映の
はずが12日のみの1日2回上映と言うことになりました。
いろいろ交渉したのですが、力及ばず…と言ったところです。

チケットの販売方法は往復ハガキによる予約販売のみとなりま
す。10月31日必着としますので、今からハガキのご用意を。(笑)
申込要領は正式決定の通知が来てから、書き込みします。

当日のタイムテーブルは以下の通りです。
--
11月12日(日)
10:00 受付開始
10:30 1回目上映開始
12:30 上映終了(入れ替え)/受付開始
13:00 2回目上映
15:00 上映終了(入れ替え)
15:10 意見交換会
16:00 終了

--
・意見交換会は1回目、2回目のいずれを観賞しても半券にて
 参加できます。(但し、意見交換会のみの参加はできません)

大学の所在地は、現在、筒井さんが出演してらっしゃる劇場と
同じ街です。正式決定してから発表します。
皆様、お楽しみに!!

 …………

 とびをさん、どうもありがとう!

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2006年10月 3日 (火)

大阪上映の日程

 ようやく大阪上映の日程が決まりました。
 メチャクチャうれしいです。

 第七藝術劇場 11月18日~24日 1日1回上映

 上映時刻は変更されることがありますので、事前に劇場あるいはHPで確認してくださいね。
 関西のみなさん、ぜひぜひよろしくお願いします。

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2006年8月 5日 (土)

お詫び申しあげます。

 本日、『Breath Less』の上映につき、上映時刻までにフィルムが届かず、上映できない事態となりました。
 横川シネマでは、急遽ビデオ上映に切り替えるとともに、それを観ても観なくても入場料金をお返しする対応をとりました。
 来ていただいたお客様お一人お一人に深くお詫び申しあげます。
 すみませんでした。

 配給のアルゴピクチャーズに問いただしたところ、「本日の午前中必着」でフィルムを、昨日、発送したとのこと。それが届かなかったらしい。
 以下は個人的意見だが、せめて「前日着」で送ってほしかった。でないと映画館では事前にフィルムの状態をチェックすることもテスト上映してみることもできない。
 宅配便は伝票番号から荷物の動向をパソコンでチェックできる。発送した旨とともに伝票番号を相手方に知らせておけば、受け取る方でもチェックできる。不測の事態に備えて、そうした配慮もほしかった。

 今日横川シネマに足を運んでくださった方々、ほんとうにごめんなさい。
 わざわざ遠方からいらしてくださった方もいるのではないかと心を痛めています。

 明日よりは支障なく上映されます。
 図々しいお願いではありますが、できましたら、また、足を運んでやってください。

 ああ、やっぱり、無理をしてでも広島に行くべきだった。
 そうしたらお一人お一人直接お顔を見て謝ることができたのに。

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2006年8月 1日 (火)

横川シネマの上映時間

 広島・横川シネマでの上映時間は、14時です。
 1日1回のみの上映です。
 終了予定時刻は、16時です。

 最初の報告でレイトショーとのことだったので錯綜しましたが、本日、横川シネマに電話をして確認しました。
 広島でご覧いただく皆様、どうかお間違えなきようお願いします。

 横川シネマ 8月5日~11日 14:00~16:00(1日1回上映)
 http://ww41.tiki.ne.jp/~cinema-st/top.html

 

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2006年7月22日 (土)

広島上映が決まりました!

 長野と九州で雨の被害が出てたいへん心配している。
 長野は小津安二郎記念蓼科高原映画祭でお世話になった方々がたくさん住んでいる。宮崎は昨秋、若山牧水の取材と撮影でお邪魔した。夏の豪雨でひどい目に遭い、その傷跡が至る所に残っていた。鹿児島にも熊本にも友人がいる。自然の猛威に人はなす術を持たないが、どうかこれ以上の難なきよう、ただただ祈るばかりです。

 うれしい報告です!
 広島での上映が決まりました。

 横川シネマ 8月5日~11日
 http://ww41.tiki.ne.jp/~cinema-st/top.html

 広島のみなさん、ぜひぜひご覧くださいね!

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2006年7月14日 (金)

ご無沙汰しました!

 長い間ご無沙汰してしまいました。すみません。
 いつものことなのですが、脚本にとりかかると神経質になって、気分が落ち込んで、引きこもりになってしまいます。
 91、2年ごろ「バートンフィンク」という映画があって、ニューヨークの劇作家がハリウッドに呼ばれて、安ホテルに閉じ込められてB級プロレス映画の脚本を書かされる話でした。もちろんデフォルメはあるけれど、気分は大いに同感するものがありました。
 しかし、そうなるのも資料を読んだり、構想を練ったりしているときで、書き始めると逆に躁状態になります。
 とにかく出かけたくて人に会いたくなって、それをひたすら抑えながら机にかじりついてキーボードを叩きつづけるのです。部屋中を歩き回ったり、頻繁に歯磨きしたりしながら。
 いずれにしても人にお見せできる状態ではないので、早いとこ書き上げて社会復帰せねばと思っているところです。

 きょうは、とびをさんのコメントを紹介します。
 4月下旬に分室「立ち話」へ、「Breath Less」を学園祭で上映したいとコメントをいただいたのですが、それが実現へ向かって一歩一歩進んでいるとのお知らせをいただきました。多くの方に読んでいただきたいので、お許しをいただいてここに掲載します。

○とびをさんのコメント

ご無沙汰しております。とびをです。

学園祭での上映会、実現しそうです。
密かに「Breath Less」上映史上(?)、一番大きなホールで
の上映を目論んでいたのですが、それは叶いそうにありません。
しかも、覚悟はしてましたが「補助金は一切なし」と言うことに
なりました。

現段階では視聴覚ホール(定員200名)での上映が濃厚です。
35mmフィルムにこだわりたいと思っていますので、アルゴ・
ピクチャーズさんや伊藤(プロデューサー・渡辺加筆)さんにい
ろいろご相談させて頂くことになると思います。

こちらを御覧の皆様にも御協力(宣伝&来場)、お願いします。
学園祭は
11月11日(土) 12日(日)
場所は東京です。(地方在住の方、ゴメンなさい)

まだ「決定」はしていないので、詳細は発表できませんが…
よろしくお願いします!!

 ……
 以上です。
 楽しみだなあ。がんばって脚本を書こう!

 若山牧水を読んでいると、死を思うほどの苦悩の中でも多くの歌を詠んでいることに気がつきます。このブログに書きたいことはまだまだたくさんあるので、脚本で七転八倒していても更新するぞォー!

  海底(うなぞこ)に眼のなき魚の棲むといふ眼の無き魚の恋しかりけり  牧水

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2006年5月22日 (月)

H.K.さんよりのメール

 蓼科高原映画祭をご覧になった方のリクエストメールが決め手となった、と大阪・第七藝術劇場の方がおっしゃっているということは先日お知らせしました。
 その方(H.K.さん)へお礼のメールを送りましたところ、返信をいただきました。その中にリクエストメールの文面も入っていました。ぜひみなさんに読んでいただきたいと思い、許可をいただいてここに掲載します。

○H.K.さんよりのメール……
毎日、監督のブログを読んでは映画の1シーン1シーンを思い出して過ごしました。
色んな人の感想を読みながら、少し離れた所から『Breath Less』を見れた事、良かったです。
どんなに好きな作品でもひとつの作品をこれほどまでに自分の中で温めた事はありませんでした。
そして日が経つにつれ、大きくなっていく作品もありませんでした。
胸に留まる作品はたくさんありますが、見た瞬間がピークで、
後で色んな事を思ったとしても、そのままの気持ちが胸に残る物はあまりありません。
ただ単に私の感受性が足りないだけかも知れないけど・・・
映画に限らず、その時その時に何かを感じる事が一番大切な事なんだろうけど
今ではもう私の中で単に筒井道隆が出てるという枠からはみ出てて、
『Breath Less』、それ自体が愛しいのです。
きっと他のファンの皆も私と同じ気持ちだと思います。

『Breath Less』に出会えた事、監督とこうして話せる事、
『Breath Less』に筒井さんが出てる事、一つ一つが大切に思えます。
違う人が撮っても、違う俳優が演っても、こうは成らなかった。
『Breath Less』、これからもずっと私の胸に留まり続けていくと思います。
それに『Breath Less』という題名、とってもとても気に入ってるんですよ。
まわりでも格好良い!と好評です。

遅れましたが、大阪上映決定!おめでとうございます。
この一報をどんなに心待ちにしていた事か!
本当に本当に自分の事の様に嬉しいです!

アルゴ・ピクチャーズさんからの話も嬉しくて嬉しくて。そのメールはおそらく私です。
第七にメールを送った経緯ですが、
普段、行ってる単館系の映画館に 2、3リクエストのメールをしてみました。
そしたら動物園前シネフェスタから、ご丁寧に返事を頂きました。
大阪では「現在、十三の第七藝術劇場が検討中でこちらは上映予定は組めません。」と・・・
それでこれを足がかりとして、今度は行った事も無い第七にこうメールをしてみました。

蓼科高原映画祭で『Breath Less』(渡辺寿監督・主演 筒井道隆・清水美那)を
拝見したのですが通り過ぎていくたくさんの作品の中でも今でも胸に残ってる作品です。
不器用な心のふれあい、台詞へのこだわり、テーマ的にも深~い物が隠れています。
でも押し付けがましくないのは脚本と俳優陣の演技力の賜物なのでしょう。
主人公の筒井さんと父親の本田さんのやり取り、不破万作さんの存在感、
清水さんの心の色、屈折してる役を演じる忍成君、日常そのもののリアルな空気、
お気に入りの要素が詰まりに詰まってます。
リクエストしてる割に抽象的なPRで申し訳無いのですが、
とにかくもう一回見たい!と思うと同時にたくさんの人に見てもらいたいのです。

ブレス・レスで初めて拝見した新人の清水さんの演技ももう一度見たいです。
ブレス・レスを見た後、この渡辺監督が脚本を書いたと言う「蕨野行」を拝見したのですが、
初々しい役柄なのですが、新人なのにしっかりとした印象の彼女。
すっかり感情移入してしまったのを覚えています。
蕨野行は取っ付 き難いですが我々世代が見るべきだ!と思いました。
清水さんに可能性を感じるのはまだ露出が少ないせいもあるだろうけど、
5年後、10年後はどんな作品に出てるのだろうと気になる女優さんです。
同じく主演の筒井道隆さんも朴訥としたイメージで何気に味があって一番好きな俳優さんです。
筒井さん演ずるこの橘 徹という男、デビュー映画・バタアシ金魚を思い起こさせる役柄で
最近では珍しい演技になってると思います。
すみません。つい長々と・・・
映画館の諸事情は知りえませんので不躾な事を言ってるかもしれませんが 、
東京での評判が良かったら是非上映して下さい。
『Breath Less』に強く強~く肩入れしてる者が居る事、気に留めて下さると嬉しいです。

と・・・・
館主さんがこのメールを読んでくれて思いが通じた事も嬉しいし、
こうして監督から「蓼科映画祭で見た人が・・・」と話を聞くと
この1通のメールがいろんな所を回って自分に戻ってきた気がして
何とも言えない気持ちになりました。嬉しいものですね。
上映される第七がある十三という町は用事がないと行かない町です。
『Breath Less』を見た後、余韻を感じるにはいい町だろうと思います。
もちろん見に行かせてもらいますよ~
監督にも是非お会いしたいです!楽しみに待ってます。

これから鬱陶しい梅雨に入りますので、お体、気をつけて下さい。
……

 H.K.さん、ありがとうございました!

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2006年5月21日 (日)

朝まで飲んだくれ。

 ひとりになるのが怖くって、2日連続で朝まで飲んだくれました。
 その間コメントをくださった方々、返事が遅れてすみません。
 今日より気持ちを入れ替えて、再びガンガン書きます。

 決意をこめて牧水を一首。

  いざ行かむ行きてまだ見ぬ山を見むこのさびしさに君は耐ふるや

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2006年5月19日 (金)

終わりは始まり、です!

 この日が来ました。
 今夜9時の上映をもってポレポレ東中野でのロードショー、終わりです。
 ご覧いただいたお一人おひとりに心より御礼もうしあげます。
 ありがとう!
 ポレポレ東中野のスタッフのみなさんも、ありがとう!

 何かが終わるということは何かが始まるということにほかなりません。
 がんばってつぎの始まりのために歩きます。

 あっ、もう家を出て駅へ歩かなきゃ。
 これよりポレポレへ向かいます。
 つづきはのちほど。
 朝まで飲んでしまうかもしれないけれど。

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2006年5月18日 (木)

大阪上映が決まりました!

 本田博太郎さんとのトークショーを終えた直後、うれしい連絡が入りました。

 大阪上映が決まりました!
 秋です。たぶん9月あたり。
 映画館名は、第七藝術劇場です!
 http://www.nanagei.com/

 館主さんがおっしゃるには、決め手は、蓼科高原映画祭で観た方がぜひ大阪で上映をと熱心に要請されたことだったそうです。
 うん、確かにわざわざ蓼科まで観に来てくださった方がいらっしゃいました。
 ここにお名前を挙げるわけにはいかないけれど、どうもありがとう!

 こうやって、ぼくらは多くの人に助けられながら生きているんですね。感謝。

 本田さんとのトークショー、とても楽しかったです。
 本田さんとは感性が合うというか、考えていること、目指していることが同じ方向を向いていると強く感じます。
 またやりたいなあ。15分の倍ぐらい時間ほしいなあ、できれば。

「終わる前に、もう一度観ておこうと思って」
 と、もうひとりの主人公・恵美子役の清水美那ちゃんも来てくれました。
 アルトサックスの小川高生さんもたくさん友人を連れて来てくれました。

 みんなみんな、ほんとうにありがとう。
 あと2日、渡辺は必ずポレポレにおります。

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2006年5月17日 (水)

BBS復活!

 メンテナンスのため長い間停止していた『Breath Less』公式サイトのBBSがようやく復活しました。
 これで『Breath Less』について書き込みのできる場所は4カ所になりました。
 一応整理してお伝えします。

 1.映画『Breath Less ブレス・レス』公式サイト(BBS)
  2.mixi映画『ブレス・レス』コミュニティー
 3.当ブログ
 4.当ブログの分室「立ち話屋Breathless」

 どうか好きなところにどしどし書き込んでください。
 ぼくは毎日巡回して読んでおります。
 これからは地方上映の情報なども流せると思います。

 このほかにも筒井くん、忍成くんや本田さんのファンサイトでも『Breath Less』について語られています。
 ぼくもまだすべてを把握し切れていないと思いますので、ご存知の方はぜひぜひご一報お願いしますね。

 みなさま、これからもどうかよろしくお願い申しあげます!

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2006年5月16日 (火)

本田博太郎トークショー

 5月17日(水) 本田博太郎トークショー
 夜9時開演 終了後『ブレス・レス』を上映します。

 今夜(15日)は観客の中に女優のF.U.さんの姿があった。
 終了後、ご挨拶しようかなと思ったが、初対面でもあるし、静かに映画を観るのを邪魔してはいけないと思い、挨拶は控えることにした。

 17日は本田さんとどんな話をしようかと、毎日わくわくしながら考えている。

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2006年5月13日 (土)

いよいよ最終週に!

 ポレポレ東中野での上映は、いよいよ最終週に入ります。

 なんだかあっという間でした(まだ終わってないぞ)。
 しかし温かい多くの方々と知り合いになりました(まとめるな)。
 これからの一週間をどんな気持ちですごせばいいのだろう。
 作品の反省はまだまだ十分でない。
 何よりも、観たいのにまだご覧いただけていない多くの方々にどう応えていくのか。
 う~ん、考えよう。考える一週間にしよう。

 とにかく今日より最終日まで、ぼくはポレポレにおります。
 たとえ開始時刻の9時に辿り着けていなくても、上映が終わるときにはポレポレにおります。
 ご覧くださった方お一人おひとりにお礼を申しあげたい。

『Breath Less ブレス・レス』ポレポレ東中野レイトショーは5月19日(金)までです。
 みなさま、どうかお見逃しなきよう!

 牧水を一首──

  いつ知らず重ねて胸に置きたりし双(もろ)のわが手を見れば涙落つ

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2006年5月12日 (金)

映画評論家・山根貞男さんの評

 このところ本館、分室への1日のアクセス数が300に達しようとしています。
 多くの方々に読んでいただき、コメントをいただき、こころより感謝申しあげます。
 どうもありがとう!

 で、みなさん! 
 今日はぜひ本屋さんにお立寄りください。
 そして「キネマ旬報」5月下旬号を開いてください。96ページです。
 映画評論家・山根貞男さんの「日本映画時評」があります。
 いま日本映画は面白いです。海外のものにけしてひけをとりません。もちろん中には出来の悪いのもあります。しかし製品管理されているわけではありませんからしようがないです。ぜひ良いものに触れてください。
『Breath Less』について、山根さんの「日本映画時評」では3月下旬号(98P)でも触れていただきました。こちらは図書館へ行けば読めると思います。
 著作権がありますから、ここに転載はできません。どうかぜひ書店へ図書館へ、お願いします。
 もっともっと勉強して、もっともっと面白い映画が撮りたい。
 わらべのようにそう思います。
 山根さん、ありがとうございました。

 さて今日(12日)は小川高生さんのライブ&トークです。
 小川さんのアルトサックスのすばらしさ、テクニックのすごさをどう説明したら分かっていただけるだろう。ぼくの百の言葉より彼の1曲の演奏が何よりもそれを感じさせるに違いない。と分かってはいるが、何か言いたい。一言でいいから。
 夜9時までに考えよう。

 When you hear music, after it's over, it's gone in the air.
 You can never capture it again.

 早世したエリック・ドルフィーの言葉だ。
「音楽を聴き、それが終った後、音楽は空中に消えてしまって二度ととらえることはできない」といった意味だろうか。「一期一会」と意訳する人もいる。

 小川さんのアルトサックスはポレポレ東中野の空中にどんなふうに溶けていくのだろう。

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2006年5月 8日 (月)

追加イベント決定!

 ポレポレ東中野での上映も残すところ12日となりました。
 出演のお二人に来ていただいてトークをやります。

◎5月12日(金) 小川高生ライブ&トーク

◎5月17日(水) 本田博太郎トーク

 開演はいずれも夜9時です。
 終了後、映画『Breath Less』を上映します(上映時間1時間52分)
 問い合わせは、ポレポレ東中野(TEL 03-3371-0088)へお願いします。

 小川高生さんは知る人ぞ知るアルトサックス奏者です。映画の中でアルトサックスを吹いていただいています。
 このブログの「Into Somewhere」

 本田博太郎さんはもう説明不要ですね。徹(筒井道隆)の父親をやっていただきました。
 この作品では、徹と父親のシーンがすこぶる好評で、ぜひそのあたりの撮影裏話も楽しみにしましょう。
 このブログの「本田博太郎さんのこと」

 お二人はぜひお呼びしたいと思っていたので願いが叶いました。
 一番喜んでいるのはぼくかもしれない。
 ぜひみなさま足をお運びください。

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2006年5月 7日 (日)

俳優・嶋田豪さんのブログ2

 3度目の紹介となるが、俳優・嶋田豪さんがポレポレに観に来てくださって、その感想をブログに書いてくださいました。
 本来は分室のほうに書くべきなんだけど、これまでの嶋田さんに関する記事があるこちらに書くことにしました。
 嶋田さん、どうもありがとう! 

嶋田豪奮闘日記

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2006年5月 6日 (土)

おかげさまで3週目に

 おかげさまで本日より上映3週目に入ります。
 これまでにご覧いただいた多くの方々、舞台挨拶のために長時間並んでいただいた方々、2度も3度も観ていただいた方々、こころより御礼申しあげます。
 そして、ポレポレ東中野のBBS、読んでいます!
「昼間に上映してほしい」と書き込んでくださった方々をはじめ、夜遅いので観られないでいらっしゃる多くの方々、ほんとうにすみません。
 善処しますとお伝えできればいいんですけどねえ。
 監督ひとりの力ではどうにもなりません。ごめんなさい。

 飲み友だちのひとりが言いました。
「たくさん客が入るとお前にはどのくらい金が入るんだ?」と。
 いいえ。日本の著作権法では、監督には著作権がなく、だからぼくには1円のお金も入ってきません。
 そんなことじゃないんです。
 映画監督というのは、自分の作った作品をひとりでも多くの方に観ていただきたいと、ただひたすら願うものなのです。

 すでに特別鑑賞券をお持ちの方、どうか無駄にされませぬよう。
 上映予定は5月19日(金)までです。
 終了予定時刻は23時です。
 ちょっと遅い時間ですが、どうかどうかご高覧願います。
 

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2006年5月 4日 (木)

2度目の満員御礼

 本日(3日)、筒井道隆くんと忍成修吾くんに来ていただいて舞台挨拶を行いました。
 こころより満員御礼申しあげます。
 ありがとうございました。
 声をかけていただいた方の中に、名古屋から来られた方、大阪から来られた方がいらっしゃいました。当初から全国公開できていれば、こんなご苦労をかけなくてもすむのにとこころが痛みます。ほんとうにありがとうございました。

 今日は筒井くんと忍成くんにたくさん話してもらおうと思い、ぼくはおしゃべりを控えました(と思います)。なにせ時間が限られていますから。オーバーすると終電車に間に合わない方が出てきますから。

 で、そこで話したかったことのひとつを、このブログを読んでくださっている方にだけお話ししようと思います。
 交番勤務の巡査・中野(忍成)というキャラクターは原作には出てきません。脚本の段階でぼくが作った人物です。
 じつは中野が交番にいるときのエピソードを入れようと、4つ、話を考えていました。結局、尺(映画の長さ)の問題から4つとも断念せざるを得なかったのですが、いまでもそのうちのせめてひとつは入れたかった、入れるべきではなかったか、と考えているのです。
 そのひとつをお話ししましょう。

 中野が交番に立っていると、20歳そこそこの貧相な女性が訪ねて来て、150円貸してくれという。芝居の稽古で吉祥寺まで行かなければならないがアパートに財布を忘れてきた。今日は重要な稽古でどうしても休むわけにはいかない。行けばほかの劇団員からお金が借りれるから、帰りにはここに寄ってお返しする、と彼女は言います。150円は阿佐ヶ谷駅~吉祥寺駅の片道料金です。
 中野は、彼女はウソを言っていると気がつきます。
 ほんとうは、財布を忘れたのではなく、もともとお金がないのだと。
 しかしそれには触れず、「お金は貸せません」と断ります。
 女性はがっかりし、かといってほかに方法は見あたらず、途方に暮れたままその場に立ちつくします。
 すると中野は「手品をやるから見てくれませんか」といって五百円硬貨を取り出し、右手に握り隠して「どっちにあるでしょう?」と両手を握り拳にして女性の前に出します。
 女性は当然、右手を指さす。が、右手を開くと何もありません。慌てて女性は左手を指さします。しかし左手にも五百円硬貨はありませんでした。
中野「見てくれてありがとう」
 女性は怪訝に立ちつくす。
中野「早く電車に乗らないと」
女性「……?」
 ようやく女性は気がつきます。
 五百円硬貨は彼女のシャツの胸ポケットに入っていました。
女性「帰りに、必ず返しに来ます!」
 中野は微笑んで「あなたのだから返さなくていいですよ。手品はタネも仕掛けもあるんです」と、袖口に隠していた五百円硬貨を出して見せます。
女性「!?」

 というエピソードです。
 これを入れるべきだったか、入れない方が良かったか。
 まだ分からずにいるのです。
 往生際が悪いっすよねえ。

 ともあれ、みなさま、本日はありがとうございました!

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2006年5月 2日 (火)

いったいどんな値が?

 恥ずかしながら、この数日、ハラハラドキドキしている。
『Breath Less』の脚本がオークション中なのだ。
 なんだか自分自身が競りにかけられているような気分だ。
 5月2日朝3時現在の値は、4100円。これまでのべ9名の方が入札している。
 終了日時は今日(2日)の夜22時 30分。
 残り時間20時間足らず。
 いったいどんな値で落札されるのだろう。

Yahoo!オークション「エンタゲット!」

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2006年4月30日 (日)

「讃岐映画村」

 高松ののん♪さんとヒロコさんから情報をいただきました。
「讃岐映画村」というウェブサイトがあります。
 高松の映画館「ソレイユ」が開設してるサイトだそうです。
 5つのBBSがあって(多すぎるって意見もあるみたいだけれど)、映画について語られています。その中の1つに「リクエスト室」というBBSがあって、上映を希望する作品を募っています。
 面白いなあ。
 うれしいなあ。
 こういう映画館ってほかにもあるんだろうか。
 ご存知の方はぜひ教えてください。

 シネコンがたくさんできて、それは便利で映画に触れる機会が増えて嬉しいことだけれど、増えたスクリーン数の幾ばくかでも、日本映画に活かしていただけないだろうか。
 かつて町の映画館にあった客席とスクリーンの間の温かい空気に、いま一度触れてみたい。
 おっと、いかんいかん。他者のせいにしてはいけない。
 ぼくの役割は、全国の映画館がかけたくなる面白い映画を撮ることだ。

 讃岐映画村コミュニティー

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上映2週目に突入!

 JR大森駅のすぐそばに、通称地獄谷と呼ばれる飲み屋街がある。
 その端っこに、酒処いっこうはある。酒の種類の豊富さは一流のバアに引けを取らない。研究熱心なママ(綾ちゃん)の手料理の旨さは一流の料理屋に勝るとも劣らない。
 山王に住んでいたころ、ぼくは午前0時まで自宅で脚本を書き、それからいっこうへ飲みに行く生活を続けた。町田に引っ越した現在でも月に2、3度は大森へ足が向く。ドアを開けるときは、今夜は終電車で帰るぞと誓うのだが、入るともうどうでもよくなり、結局始発電車で帰る羽目になる。

 かつて『Breath Less』が小津安二郎記念蓼科高原映画祭で上映されたとき、いっこうのママと常連客10数名がツアーを組んでわざわざ茅野まで観に来てくれた。
 その夜は楽しかった。蓼科高原映画祭恒例の監督居酒屋が終了しても飲み足りない連中が、彼らの宿に押し寄せたのだ。明け方まで、どれくらいの酒を飲んだだろう。何人の人と言葉を交わしただろう。楽しかった。

 今回『Breath Less』が劇場公開されることになって驚いた。
 朝方まで飲む連中が早起きをして、初日の整理券に並び、しっかり人数分の席を確保したのだ。うれしかった。そして深く感謝した。ポレポレのロビーにはいまも彼らが贈ってくれた花が飾ってある。

 28日、上映が終わったとき、館内に拍手がおこった。
 1人か2人だけどね。うれしかった。
 電車に間に合わないと帰りを急ぐ女性が「ブログ読んでますよ」と声をかけてくださった。うれしかった。あとで分室のコメントから、るみさんと分かった。
 ロビーに出ると、涙をこらえながら出て行く青年の姿があった。うれしかった。声をかけようか、いや、よしたほうがよいだろうと思った。
 そして、今夜はいっこうで飲んだくれたいと思った。
 いっこうは満席だった。しかし常連たちは奥のテーブルを囲んでいた。
 人は、人によって癒される。誰もが癒される側と癒す側を行き来しながら生きている。
 だからきっと、いや絶対、無駄な人生なんかひとつたりともないのだ。
「ナベちゃんに、あんな会話のセンスがあるなんていまでも信じられない」と不埒なことを言う男ですら、ぼくを癒してくれる。旨い酒を飲んだ。
 閉店後みんなで焼き肉屋へ流れ、ビリヤードをしながら始発電車を待った。

 翌29日、始発までつきあってくれたひとりが友人を連れてポレポレに来てくれた。
 今日が28回目の結婚記念日だという幼友達も来てくれた。
 20年来の親しい友は6人も引き連れてやってきた。
 尊敬する録音技師さんも観てくださった。
 映画の中でごきげんなブルースを聞かせてくれているThe Hundredsのファンの女性も来てくれた。
 蓼科映画祭でも褒めてくれて映画好きは、「『Breath Less』は怖い映画だと分かった」とあらためて褒めなおしてくれた(分室にトラックバックがあります)。
 こうやって、ぼくは多くの人に支えられている。
 みんな、みんな、ありがとう。
『Breath Less』の上映は2週目に入りました!

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2006年4月28日 (金)

完売御礼

「Breath Less」トークイベント(5月3日)の電話予約券は完売となりました。
 どうもありがとうございました。
 間に合わなかった方々、すみません。

 電話予約をされた方は当日(3日)朝10時~夜20時までに劇場窓口で整理券を受け取ってください。
 開演は、21時です。

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2006年4月27日 (木)

真田幹也くんのこと

 真田幹也くんは『Breath Less』の終盤、徹(筒井)と服部(遠藤)が再会する重要なシーンで登場する。台詞は二言だ。
「いらっしゃいませ」
「かしこまりました」
 たったこれだけの台詞だが、その人の生き方やセンスが垣間見える。
 どんなに外向けの装いをしていてもにじみ出てくるものがある。
 どうか、一瞬の彼のカットをしっかりと観てあげてください。
 25日、ポレポレ東中野で彼と会った。撮影のとき以来だった。
 役者はどんどん貌が変わっていくが、良い変わり方をしている人を見ると嬉しい。

 幹也くんがブログに書いてくれているので読んでください。
 BLOGMIKIYA
 読みながら、なんだか涙が溢れてきた。
「2006年のオレ」も「来年のオレ」も「その先のオレ」もがんばれよ。

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エンタゲット

 以前お知らせしたYahoo!オークションのエンタゲットですが、今夜から脚本が出品となりました。
 このホン、ぼくが脚本家保存として持っていたものなのです。
 これまで映画になったホンはすべて2、3冊づつ保存しています。
 ところが『Breath Less』は予算が厳しかったので印刷部数が少なく、ぼくも1冊しか持っていなかったものを、今回は泣く泣く出品しました。
 だからいまぼくの手元に残っているのは、撮影時に使用した書き込みだらけのボロボロになった1冊のみなのです。
 メインタイトルは『Breath Less』ではなく、撮影時のタイトル『B♭ ビーフラット』となっています。これも珍しいでしょう。
 脚本にあって完成した映画にはないシーンがあったり、逆に脚本にはなくて映画にはあるシーンがあったりします。それらは監督のわがまま(別名・志向性ともいう)の残滓といえるかもしれません。
 脚本というと、読みづらいというイメージがあるかもしれませんが、要は簡潔なト書きと台詞のみで展開される世界、慣れるととても読みやすくイメージが拡がりますよ。
 エンタゲット!

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