謹賀新年
おめでとうございます。
ありがとう、2006年。
こんにちは、2007年。
本年もよろしくお願いします。
若山牧水が大正7年の雑誌『創作』新年号にこんなことを書いています。
牧水の歌に対する態度、信念がよく現れていると思うので、ちょっと長いけれど全文掲載します。
ひとり言
新年の賀状に代へ、この一文をわが読者に送る
○
輝け。
ひややかに輝くと、火のごとく輝くと、そはその人の本然に拠る、とにかく輝け。
○
寂は輝の極り沈みたるものである。
輝くことなくして、先づ寂をねがふ愚及び難し。
○
自己を知れ。
否、修養書のいはゆる「自己を知れ」ではない、根本的に自分の生きていゐことを痛感せよといふのだ。
やがて生命のなやみは起る。
詩歌──すべての創作はその悩みから生るる。云ひ得べくんば、純真無垢のこころの輝きは其処から発する。
○
自己を知らふとする努力に、読書、思索、而して創作がある。
○
全身的であれ。
井戸端会議式の不平や、いつの間にか狡猾な習慣の老婆から押売せられてゐた趣味や興味や、若くは不良少年式の小手先の冴えや、それらは殆ど作者自身真実自分に関係のあることか無いことかを危ぶむ程度のものが多いのだ。其処に何のひかりがあろうぞ、ありとすればそは僅かにガラス玉のひかりである。
自己全体を自然の前に神の前に投げ出して初めて其処に純真無垢の自然の光が宿る。謂はば、その光の発する時、われみづからが神であり、自然の表象であるのだ。
その光をすなはちわれらはわれ等が歌に点す。
○
われみづからの小さき知慧にたよるな。
おのれを空しうしてただ神の前に立て。
○
おのれだにきよからば路傍の草にも神を見る。
おのれだにきよからば随所に輝く歌を見る。
○
友よ、歌をうたはむ。
わが生(よ)のあかしのために。
いのりのために。
牧水の弟子であった大悟法利雄氏は、元旦の牧水の様子を著書『若山牧水伝』に書かれています。
「元旦はまだ除夜の鐘の鳴っているうちに目をさました。そしてその鳴り終わるのを聞いて静かに起きあがった。顔を洗い火鉢の火をかき立ててから机と原稿紙とを持ち出したが、やがてまたそれを片ずけて酒の用意を始めた。湯をわかし、食卓を出してから妻を起こした。午前二時である」
いまちょうど午前2時になるところです。
2007年が皆さまにとって佳き年となりますように。
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新年おめでとう!
さらにさらに、良い年にしましょう。
投稿 なななかば | 2007年1月 1日 (月) 11時18分
あけましておめでとうございます。
ここに集うみなさまにとって良い年になりますように。
そして、このブログはわたしの中にはない異質なモノを味わう場所として楽しみにしています。今年も続けてくださいませ。
元日に頭に浮かんだ言葉が「禍福は糾える縄の如し」で、ことし一年、ゆっくりかみしめてみようかなどと思っています。
投稿 かと | 2007年1月 1日 (月) 12時04分
○なななかばさん、
おめでとうございます。
本年もまたいろんな意見を聞かせてください。
○かとさん、
おめでとうございます。
まだ書きたいことは山ほどあるのでがんばって続けますよ。ときどきサボっちゃうけどね。
かとさんのブログ(コンテンツ市場支配人のここだけの話)も欠かさず読んでいます。楽しみです。
投稿 渡辺寿 | 2007年1月 1日 (月) 14時13分
明けましておめでとうございます。
去年に引き続き、今年も渡辺監督のご活躍を願って!
早く「ブレス レス」のDVDが欲しい!
早く監督の新作映画が見たい!
ちょっと欲張り過ぎかなぁ・・。あは♪
今年もお体に気をつけて良いお年を!!
投稿 ぽんた | 2007年1月 4日 (木) 00時42分
○ぽんたさん、
明けましておめでとうございます。
佳い年にしましょうね。
がんばります!
投稿 渡辺寿 | 2007年1月 4日 (木) 23時34分
写真新しくなりましたね。新鮮な気持ちになります。
何だかんだでもう1月も下旬です。
「ブレス・レス」に出会ってからもう10ヶ月近くになります。
早いです。おしゃべりな刑事徹にまた会いたくなりました。
監督さんにとっても、筒井さんにとってもよい一年でありますように願っています。
投稿 夏子 | 2007年1月19日 (金) 18時18分
○夏子さん、
どうもありがとう。
ほんと、時が過ぎていくのは早いですねえ。
「未来はためらいつつ近づき、現在は矢のようにはやく飛び去り、過去は永久に静かに立っている」
フリードリヒ・フォン・シラーの言葉です。
おしゃべりな徹にまた会っていただけるようにしたいです。
投稿 渡辺寿 | 2007年1月19日 (金) 23時00分